もくじ
いきなり結論
リバース思考~超一流に学ぶ「成功を逆算」する方法を読んだので簡単にレビューします。
今この記事を薄暗い部屋でバチバチとタイピングしているのが2024年1月23日。
おお、123ジャン!
と、ふと気が付いた話はさておき、、、、
間違いなく2024年読んだ本の中でTOP3には入ってくるだろう、と思います。
そんな本です。
どんな人におすすめか
ちょい前置きが長くなりますが、この本を僕が読むに至った理由を簡単に。
正直僕は「バリバリと仕事でのし上がって、同期の誰よりも早く管理職になってやる!!!」
みたいな熱血マンではないです。
どちらかというと、その逆です。
「写真撮って、コーヒー飲んで、子供と一緒にのほほんと暮らしていけば幸せ」
っていう感じのマインドです。
じゃあどうしてこの自己啓発本を?
一言でいえばもっと写真が上手くなりたかったから、ですかね。
「写真が上手くなりたかったらほかの人の写真を真似るのがいいよ~」というアドバイス。
一度は聞いたことがあると思います。
そのアドバイス自体は間違っていないと思います。
写真に限らず同じようなアドバイスが世の中には色んな所で言われているかと思います。
けどふと疑問が。
「じゃあ、どういう風に真似ればいいの????」
という疑問が出てきまして。
写真を撮るようになって10年。
もちろんこれまでに沢山の写真を見て真似てきましたが、今思えば真似方が雑だったなぁと。
なんか感覚的・直観的に真似ていたんですね。
理論的かつ科学的に上手に真似るためにはどうすればいいか?
このまま感覚的に真似ていくのも、悪くはないけどそれだと成長速度的に遅いなぁと。
正しく真似るために、真似るためのコツみたいなのを勉強したいと思っていた矢先に飛び込んできたのがこの本なんですね。
さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、どんな人におすすめなのか。
・一流の人たちの技術を正しく真似て自分の作品へと昇華させたい
・正しく真似るための技術やノウハウを知りたい
と悩んでいる人におすすめです。に限らず一です。
この本を読んでやってみようと思ったこと
上手い人の写真に数値をつける
この本の前半部分に、TEDで最も再生数の多いスピーチの内容や構造、感情の動きを分析してみたら…!?
という場面があります。
ザックリ言ってしまうと、上手い人の作品(上の場合はスピーチ)をあらゆる視点で数値化し、自分の作品に落とし込むと結果が伴ってくる(かも)ということが書かれています。
僕の場合は写真が上手くなりたいと思っているので、例えば上手い人の
- 色は何色以内か?
- その写真の絞りの数値はどれくらいか?(予想)
- 季節はいつごろか?
- 写真が撮られた時間帯は?(予想)
- 静か動か?
- 光の角度はどのような角度か?
- その写真を見たと時に呼び起こされる感情は?
- レンズは何が使われているか(予想)
みたいな風にやっていきたいと思いました。そしてこの作業をその写真家さんの何枚もの写真で試す。
そうすると「この人の写真がいいのは〇〇という要素がカギなんだな」というのが見えてくるのかなぁと期待しています。
再び結論と感想
長々と書いてきましたが、心の底から読んでよかった本だと思っています。
何よりもエビデンスベースなのが良い!!!!
声を大にして言いたいです。
自己啓発本って、僕はこうしたら成功したよ~とか主観MAXな感じで書く人たまにいますが、この本はいろんな文献や過去の偉人たちのリサーチがたくさんされているが一目でわかります。
アダムグラント先生の本がお好きな方なら、すごくこの本はおすすめです!(文体が似ていらっしゃる!)
敢えてダメ出しするなら
敢えて言えばですが、各章ごとに「この章のまとめ」みたいな感じでまとめられていてほしかった。。。。
最後のページには、この本のまとめ的な部分がありましたが、個人的には各章ごとにもほしかったです。
けど、自信をもっておすすめできる本ですのでご興味がある方はぜひ!!!!